第3回読売ビジネスフォーラム
読売ビジネスフォーラム2011の第3回講演会に出席しました。北海道マラソンの興奮が冷めやらぬ?札幌が会場でした。
第3回読売ビジネスフォーラムに本日午後参加しました。会場はロイトン札幌でした。
講演題目は、「震災後の日本経済」でした。講師は、林芳正参議院議員でした。福田内閣で防衛大臣、麻生内閣では経済財政政策特命大臣を歴任し、現在自民党政調会長代理です。
「震災後の日本経済」と題しての講話でした。地域主権、大震災後の政府の対応、1次補正・2次補正の規模、3党合意、年金改革の将来展望などのお話しがありました。
穏健な政治姿勢と政界有数の政策通と聞いておりましたが、千軍万馬まさしく経験が豊富だと感じました。。マクロ経済からデフレ対策については、日銀の金融政策が有効である。また、日銀人事については、長く日銀の仕事がインフレ抑制であったが、近年の日本経済の状況はデフレ対策であり、デフレ対策の日銀人事に異論ありとのこと。
年金改革については、A×B=Cの考え方としてAの支給金額、Bの人数、Cの総費用のたとえから、Aの給付額について将来的な社会保障税としての消費税アップによる将来担保が必要であるとの見識が示されました。
自民党の次世代を担う政治家の一人として注目される方のお話が聞け、また次の時期自民党総裁選に出馬するとの決意表明がありました。支持政党の垣根を越えて貴重な時間を共有させていただきました。
講演会の最中に民主党代表選挙が行われており、会場で新聞社に勤務する従兄弟から開票速報を教えてもらいました。林代議士は、野田さんなら政策面では歩み寄るところがあるが連立はあり得ないと否定していました。ここ数日は、新しい総理大臣誕生のニュースで溢れますが、裏切らない政治を推し進めて頂きたいです。林代議士の講演会の内容は、明日の読売新聞朝刊をご一読下さいね。