火山防災フォーラム2022

宮城県蔵王町ふるさと文化会館ござ院ございんホール
宮城県蔵王町ふるさと文化会館ござ院ございんホール

こんにちは。しもみち英明です。
『火山を知り、火山とともに生きる』をテーマに3年ぶりに火山砂防フォーラム開催し、理事として参加。
サプライズで地元宮城選出の西村明宏環境大臣も急遽、入閣後の御国入りでご挨拶。有意義な会議でした。

西村明宏環境大臣ご挨拶
西村明宏環境大臣ご挨拶

下道も理事として紹介
下道も理事として紹介

地元蔵王高校の生徒たちが、ジオツアーを体験し、火山と共生を考え、火山の恵みを生かしたオリジナルのジオツアーを企画・実行し、その成果を発表しました。
宮城県立蔵王高校の生徒さん
宮城県立蔵王高校の生徒さん

パネルディスカッションでは、「安全・安心あっての火山地域振興」について意見交換。
興味があった意見交換では、「クアオルト」というドイツ語で「療養地」を意味し、ドイツ語のクア「治療・療養、保養のための滞在」とオルト「場所・地域」という言葉から成り立つ概念で、温泉・海・気候を利用した町民の健康増進を図る取り組みについてのご提言がありました。
クアオルトの実践例
クアオルトの実践例

また緊急時に災害拠点となる砂防を利用したボルタリングコースを設置している秋田県の例もあり、大変興味深かったです。
砂防を利用した事例
砂防を利用した事例

洞爺湖町においても、再び火山活動が活発化した場合に、「安全」を第一義として、地域・関係行政が一体となり、迅速かつ的確な行動が取れる地域づくりの重要性を再認識しました。