倉本聰さん講演会

倉本聰氏講演会に出席、伊達ロータリークラブ創立60周年記念事業。
kuramoto2019810.jpgだて歴史の杜カルチャーセンター
こんにちは。しもみち英明です。
伊達ロータリークラブ創立60周年記念事業の一環として、倉本聰氏をお招きしての講演会。
演題は、「当たり前の暮らしを求めて」でした。
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倉本さんは世の中が豊かになり、便利になっていくことに不安を覚え、この自然界の人間だけが、楽するために電気や石油などを消費して、生活が豊かになるのだろうかと疑問を投げかけています。
また倉本聰氏といえば、「北の国から」が代表作の一つです。
物づくりについて言及しています。創作には、「創」として前例にないものを生み出す。
「作」として、お金で前例に基づいて物づくりをするという考えがあると話されました。
「富良野塾」を作った時のエピソードなど講話が楽しかったです。
現代社会は、「目に見えないようにする事」でお金を使わせたり、例えばネット利用や遠隔操作しながら武器を使って罪の意識を低下させるなど、昔ほど五感を使うことを現代人はしなくなったと警鐘を鳴らしています。
確かに「可視化が大事だと」言いながら、「物事を隠す、目に見えないような仕組み」になっていると感じさせられました。
倉本聰さんから、現代人が失ってしまったもの、見方を指摘され、有意義な時間を過ごすことができました。