火山マイスター養成講座１日目受講。今回は、万難を排し来月の認定審査受験します。もうドタキャンなしです！

大島弘光有珠火山観測所所長の講演
こんばんは。しもみち英明です。
先ほど、洞爺湖有珠山火山マイスター養成講座の座学・特別講演から帰宅。
過去２年間、座学・野外学習参加しましたが、都合により認定審査はドタキャン。
今年は、１１月の認定審査必ず挑戦します。オオカミ少年には、なりませーん！
本日は、座学として２名の学者の講演会を受講。

吉本充宏北海道大学助教による講演
講演第一部は、吉本充宏北海道大学大学院理学研究院助教による「有珠火山の最新の地質研究について」でした。
講演内容は、１）噴火の予測として噴火シナリオ　２）有珠山の噴火履歴　３）有珠山のマグマ供給系の研究例　４）有珠山の噴火シナリオの研究例。
火山災害と他の災害との違い、噴火前に何が知りたいか？どこまで予想できるか？などの身近な話題は参考になりました。
噴火シナリオとして、マグマ上昇から山体崩壊（岩屑なだれ）あるいは崩壊なし、崩壊なしからは山頂噴火、山腹噴火、噴火なしのシナリオのチャートは興味深かったです。
第二部は、大島弘光有珠山観測所長で北大大学院理学研究院准教授による「有珠火山の観測態勢と最新の調査結果」でした。

噴火予知推進体制の説明、有珠山研究観測システム、火山防災支援システム、噴火のメカニズムなど多岐にわたる分野のご講演。
予定時間を３０分オーバーする熱い講義。
有珠山周辺の地域に住む住民として、次期噴火に係わる防災・減災に向けた貴重なご講演でした。
洞爺湖・有珠火山に関する知識や技術について学ぶことが出来ました。
明日は雨天決行で午前9時前から午後4時過ぎまで有珠山周辺の野外学習会です。
山ボーイ、いやいや、、山オヤジで頑張ってきます。
今日も一日お疲れ様でした。