道新フォーラム・室蘭
道新フォーラム「新幹線で西胆振の未来を」に参加。夕方からはライオンズクラブ理事会。
北海道新聞室蘭支社主催 会場 室蘭市民会館
こんばんは。しもみち英明です。
午後から、北海道新聞室蘭支社主催による「新幹線で西胆振の未来を」に参加。
2016年3月予定の北海道新幹線新函館(仮称)開業まで3年を切り、全国有数の温泉地である洞爺湖温泉、登別温泉をかかえ西胆振でも経済効果を期待する声が高まっています。
しかし室蘭線利用減を懸念する声も多くあり、いかにして西胆振に観光客を呼び込み、地域の活性化、企業振興につなげるか、このフォーラムに期待する方は多かったようです。
基調講演の講師は、高津俊司氏(日本コンサルタンツ副社長)。
講演テーマは、「北海道新幹線の開業を迎え、豊かで活気のある西いぶりの地域づくり。噴火湾区域経済圏の提案」です。
基調講演では、以下の事柄について言及されました。
1)新幹線ネットワークの進展
2)北海道新幹線の概要
3)新幹線の特性と効果
4)新幹線と地域開発
5)九州新幹線の事例
6)北海道新幹線と西胆振の地域づくり
ゲージ(軌間:鉄道の線路を構成する左右のレールの間隔)についてお話もありました。
日本のゲージは、もともと1067㎜であり軌間論争もあったが、1964年の新幹線開業により基準軌は1435㎜になったとのこと。なるほど、、、。
本題である北海道新幹線と西胆振の地域開発では、北海道の面積を日本の2割として捉え、欧州のオーストリアとほぼ同じ面積であり、胆振総合振興局の管轄範囲は、3698平方キロメートルで奈良県とほぼ同じで人口は42万7千人と解説。
高津氏の地域のつかみ方は、参考になりました。
また、函館から室蘭までの噴火湾を噴火湾経済圏として考え、駒ヶ岳、羊蹄山、有珠山、昭和新山、測量山など風光明媚な自然、海産資源による豊かな食文化の構築を提案しました。なるほど、、、。
広域経済圏のブランド確立として、噴火湾経済圏を「北海道のナポリ湾」としてネーミングするとか、広域湾サミットの開催など提案し、なかなかのアイディアマンだと思いました。
フォーラムの後半は、地元自治体や観光業界の代表者を招きパネルディスカッションが行われました。
詳細は、明日の北海道新聞をご購読下さいね。
洞爺ライオンズクラブ事務局
道新フォーラムのあと、夕方から洞爺ライオンズクラブ事務局で6月理事会開催。
現執行部最後の理事会でした。終了後、長崎良夫会長(前洞爺湖町長)、白川幹事もほっとした顔でした。
一年間、ご苦労様です。
でも、、、、今月の例会でガォーと雄叫びするまでは、ほっとして安心しては困りますよ、、、長崎会長!
今週、一週間お疲れ様でした。