北極冒険家の講演会
北極冒険家荻田泰永氏講演会「北極を歩く」参加。主催は、洞爺湖町PTA連合会研究大会。人数少なく、講演会寂しかったです。
本日午前中、洞爺湖町PTA連合会主催の講演会がありました。町内の3小学校・3中学校のPTA連合会による研究会。講師は、北極冒険家の荻田泰永氏を招いた講演会でした。
ちょっと人数が少なすぎたような。去年よりかなり研究会に参加する人数が減ってました。講演者がちょっと可哀想でした。
冒険家荻田氏の講演では、北極点無補給単独徒歩到達を再挑戦したいとの決意表明がありました。若者を連れての北極冒険も検討している。
インプットからアウトプットへという表現を使い、冒険から得た挑戦心や主体性などの意義を広めたいとして教育にも活動範囲を広めたいと言及してました。
今年は「100miles Adventure」として、夏休みに親元を離れ子供たちが冒険家荻田氏とともに100マイル(約161キロ)の距離を歩きました。道の駅網走街道からゴールの釧路観光国際交流センターまで。
冒険家なのでまだまだ人に伝える講演会では、伝える言葉が足りず何を言いたいのかよく分かりませんでしたが、熱い気持ちは伝わりました。35才の冒険家荻田泰永氏さん、これから頑張ってほしいです。期待してます。
講演会に先立ち、洞爺湖町教育委員会の蓮井委員長から来賓挨拶がありました。町内の教育関係行事では、教育長の挨拶が多いのですが、久々に蓮井委員長の声を聞きました。
教育行政は実に分かりづらいです。最近は、「学力向上」、「いじめ」など教育委員会への関心が高まっています。どんな組織なの?とよく尋ねられることが多いです。
教育委員会の委員は、各自治体の首長が任命し議会が承認します。この委員の中で互選して議長役の委員長、事務局を統括する教育長を選びます。
首長から独立した組織が教育委員会です。しかし地域の住民には、教育委員長とか教育長の役割をよく知らず、教育委員会の会議も月に1回~2回しか会議が開かれず形骸化だと批判する声も耳にします。
委員会事務局自体も教育経験者が就くことも少なく形骸化の一因になっています。もっとも自治体の教育委員会職員が経験者であれば現場もやりづらいのも事実です。
今日の蓮井委員長による来賓挨拶では、いじめの問題等々ご自身の教員経験を踏まえお話しになりました。教育委員長の声を住民に届ける大切さを感じました。蓮井教育委員長には、来月の定例議会で町民への教育行政について発信して頂きたいと考えています。