第1回臨時議会
本日第1回臨時議会が召集されました。洞爺湖温泉街は、春節(旧正月)で少しずつ賑わってきたかな、、、。
本日、1日会期の臨時議会でした。議案は、指定管理者の指定についてでした。
指定管理者制度とは、公の施設の管理を民間に委託して、民間の活力を利用する制度です。産業振興施設(展示場施設、農産物直売所、観光案内施設)、基盤施設(駐車場、公園、公営住宅)、文化施設(図書館、文化会館、博物館)、社会福祉施設(病院、保健所)、レクレーション施設などが対象です。
洞爺湖町では、1)洞爺湖町歴史公園夕日ヶ丘バークゴルフ場 2)洞爺水辺の里財田キャンプ場・洞爺いこいの家3)洞爺湖森林博物館 の指定管理者を置いています。
指定管理者の更新が今年であることを想定して、昨年9月の定例会で指定管理者制度について一般質問しました。とくに洞爺湖観光、中島の観光施設である森林博物館の老朽化などが目立ち、抜本的な改革が必要ではないかとお訴えをしました。議会での町長答弁では、「森林博物館を今後どのような形で維持管理していったらいいのかは、今後皆さんと論議、議論、検討を加えながら、そのあり方について検討してまいりたい、、、、」でした。残念ながらその後、当該指定管理施設に関する動きを私は知りません。
行政執行には、当然プライオリティー(優先順位)があります。この優先順位を決めて行政執行をするのが地方政治だと思いますが、、、指定管理にともなう「公の施設の将来像、ビジョン」を描く意識が少し足りないように感じました。
議案質疑では、数人の議員も同様の趣旨の質問をしていましたので3人目の質問で重複するのを避けるため、苦言を呈した発言だけにしました。これからの指定管理者に「公の施設」を丸投げにするだけでなく、行政・民間が一緒にアイディア、目配り、気配りにしながら地域に外貨(町外のお金)が落ちるシステム作りに尽力してほしいです。定例会では、知恵を絞りながらご提案して参りたいと思います。
議会終了後、全員協議会が開かれました。「まちづくり総合計画」の見直し、姉妹都市との相互防災応援協定の動きなどが報告されました。
姉妹都市防災協定は、昨年登別市が宮城県白石市、神奈川県海老名市の3市で災害協定を締結しました。トライアングル協定です。この考えは、とてもすばらしいことだと思いました。洞爺湖町でもこのような動きがあり、神奈川県箱根町・香川県三豊市との連携を期待しております。
今週月曜日から春節(旧正月)がスタートして、中国人、韓国人などがもっとも大切にする祝祭日を日本で過ごしています。議会終了後、洞爺湖湖畔に立ち寄りました。バスが11台ぐらいつらなっていました。
よく耳を澄ますと、マンダリン(中国語の北京語)ではなく、韓国語でした。ハングル文字の旗を持つツアーコンダクターがいました。韓国から、中国から、、春節を祝い多くの方が冬の洞爺湖を楽しんでほしいです。