14日(木)全員協議会のご報告
14日(木)全員協議会の報告をいたします。遅れてすみませんでした。
自宅前の通りから撮った今日の洞爺湖です。戦いに向け洞爺湖を眺めました。
14日(木)全員協議会が開催されました。ブログでご報告する予定でしたが、遅くなりました。選挙直前の開催は異例でした。議題は、「東日本大震災に伴う緊急観光誘致対策事業等について」でした。
最初に東日本大震災への洞爺湖町として災害支援状況について説明がございました。救援物資については、多くの町民の皆さんからご支援頂き、自衛隊幌別駐屯地、胆振総合振興局へ救援物資を搬送したとのこと。
人的支援については、宮城県山元町に1人派遣し、仙台市に1人派遣中。今後、山元町に派遣予定を計画しているとのことでした。
義援金については、4月12日現在で約450万円集まり、最終的に1000万円近くになる見通しとのことでした。漁業関係の被害状況についての報告がありました。今後の激甚災害指定の行方を見据えながら、迅速に対処したいとのことでした。
緊急観光誘致対策事業については、登別・室蘭・伊達からの誘客に向けた送迎バス付き地域歓迎プランの実施等の計画がありました。具体的に、室蘭~洞爺湖温泉間の無料送迎バスを運行し、温泉街の活性化を目的とする。また、温泉街の飲食店等の利用促進を図るため、1万円以上利用のお客様に「タクシーかガソリン利用1000円券」プレゼントの計画があるとのことでした。補助金として710万円を町長による専決事項で対処したいとのことでした。
洞爺湖温泉のゴールデンウィーク宿泊予約状況の説明がありました。1026室でのデータでした。連休中の予約状況は50%超えることなく、厳しい状況であることが報告されました。大震災はじわりじわりと日本経済にダメージを与えていると感じました。
また各国・地域における日本渡航に関する勧告状況および在留自国民への注意勧告の報告もありました。福島原発問題で日本への渡航制限に指定している国が大変多いです。特にフランス・ドイツ・アメリカなど原子力発電の先進国では、東北地方はもとより関東地方からの注意勧告がなされています。
被災地同様に様々な地域が想像を超えた経済被害の拡がりが長期化すると思います。私ども洞爺湖町も目に見えない津波が襲っていると感じます。継続的な被災地への支援と同時に目に見えない経済破壊の津波にも対処しなければならないです。