教育研究会
町立虻田中学校公開研究会に行ってきました{%学校webry%} {%ペンwebry%} {%ノートwebry%}
洞爺湖町教育研究会研究指定校の虻田中学校の公開研究会に行ってきました。道徳の公開授業でした。研究主題は、「他者との関わりを考慮しながら、自主的、積極的に思考判断、実行できる生徒の育成」でした。
公開授業1年生クラスの主題・題材名は「正義」でした。数ヶ月前にハーバード大学のマイケル・サンデル教授の「これからの正義の話しをしょう」を読んでいたので興味を持って出席しました。
「正義を重んじ、誰に対しても公正、公平にし、差別や偏見のない社会の実現に努める」で、道徳学習指導の主題構成の理由が指導案綴りにありました。
「活発でエネルギーにあふれるクラスだが、一方で誰かの失敗に対して過剰に反応し、配慮が足りない言動で思いもよらない状況や結果を引き起こしてしまうケースも少なくない。その理由としては、自分の思いをうまく伝えられないことが根底にあると考える。円滑なコミュニケーションの方法を「グループ交流」などを通じて考えさせることにより、「善いことは善い、悪いことは悪い」とお互いが言うことの出来る集団作りについて考えさせたい。」とのことでした。
公開授業2年生クラスの主題・題材名は「働くことの意義を求めて」でした。
「職業体験」を通じて感じたり気づいたりしたことを自己と対話しながら振り返り、まとめたり、伝え合ったりすることなどにより他者との体験を共有化したり、広い意識につなげたりする。また、職業体験によって将来への展望を持ち、実現のために学習活動に意欲的に取り組めるようになる。主題のねらいと期待が示されていました。
研究会公開授業の見学は大変参考になり、日頃の教職員のご努力に考えるところがございました。教育委員会、現場の学校、議会での文教委員会などもう少し連携出来ればと思います。今週の議会委員会での学校訪問は、要望事項を現場サイドが教育委員会に気兼ねして遠回りでの要望が多かったように思います。議会文教委員会と教育委員会の定期的なコミュニケーションは必要だと認識致しました。