洞爺湖町内には、１００歳以上のご長寿の方が９名いらっしゃいます。昨日、幼少より大変可愛がって頂いたおばあちゃんが亡くなりました。１０１歳でした{%泣くwebry%}
お隣に住んでいたおばあちゃんが昨日亡くなり、家族葬に参列いたしました。１０１歳でした。しばらく病院で養生されていたいましたが、天国に召されました。昨年、地元に帰ってきてもご挨拶ができず、残念な思いでお経を聞いておりました。
遺影を前に、昔のことが不思議と思い出されました。伊藤のおばあちゃんが隣に住んでいたので、よく遊びに行き、御菓子やケーキをもらい、親に怒られたときは駆け込み寺になっていたのを思い出しました。毎年クリスマスは、わかさいものケーキを届けてくれました。小学校の頃のことが、遺影を見て恐ろしいくらい鮮明に思い出しました。
大学生の頃、東京から帰省したときにお酒の飲み過ぎで窓から醜態をさらしていたときも、お昼にいやな顔をせず、お茶を飲ませてくれました。不思議といろなことが思い出されました。
おばあちゃんは、常々なにかあったら自宅で一晩過ごしたいとのことで、家主の居ないお家を親戚の方が管理していて、２０年ぶりにお邪魔しました。何かタイムスリップしたように昔とほとんど変わらずものが置いてあり、本当にびっくりしました。一人暮らしで、生前から「みんなに迷惑をかけないように。」と言われていたとのことです。
お寺さんが「露命」という言葉を用いておりました。「無常たのみ難し、知らず露命いかなる道の草にか落ちん。身巳に私に非ず、命は光陰に移されてしばらくもとどめ難し。」　（この世の中には、つみあげのきくものは何もない、富、健康、子孫をあてにしているとアテがはずれるぞ。）とのことでした。
しかし、お知り合い、親戚筋のお葬式が本当に続きます、、、、、。何はともあれ与えられた人生、精一杯生きる努力をして参りたいと存じます。伊藤のおばあちゃん、安らかに。合掌！