エゾシカ研究第一人者梶光一教授
エゾシカ研究の第一人者である梶光一東京農工大教授のご意見を聴くことが出来ました{%うれしいwebry%}
16日(土)梶光一東京農工大教授とお会いし、「洞爺湖中島のエゾシカ」についてのお話をお聞きしました。先月の議会での一般質問、所属する委員会視察の経過を勘案し、エゾシカ対策のヒントを頂いたような気がいたします。私の素人質問にも先生は優しくお答え頂き、大変示唆に富むお話をされました。エゾシカ研究をもとに、エゾシカのモニタリングシステムのベースラインと保護管理システム策定に従事されている先生のお言葉に感銘を受けました。
洞爺湖中島のエゾシカ対策は、地元住民のコンセンサスがまとまらない中で遅々として進まない行政への不満から起因しております。中島の植生再生には、長い時間かかりますが、そろそろ待ったなしで進めるべきとのお声が大変多いです。植生再生のため0頭を目標にするのか、植生破壊が進まないような密度を維持していくプランを考えるのか、中島の弁天島・観音島を第一段階として次に大島に着手するのかなど、現段階でのエゾシカ対策協議会が数年もワークしていない現状を見直し、まずは現実にワークする組織を再編することが大事と思いました。
同時に洞爺湖町にすでにあるエゾシカ対策プランを再確認し、修正も加えながら5年、10年の年限を決めてプラン実行をするべきです。9月の一般質問、所管委員会調査報告で行政とお約束した見直しを図るとのお言葉をいただきましたので、進捗状況などを年内にお示しいただけるよう、12月の議会でも再質問させて頂きます。
支笏洞爺国立公園として、観光立町を標榜する洞爺湖町として、第一線の研究者や若いスタッフが「洞爺湖周辺での研究フィールド、インフラはすばらしい。」となれば、国内外を問わず注目され広義の意味で観光資源の裾野が拡がると思いますので、これを機に受け入れ態勢の再整備もあわせて新たなる仕組みの中で改善のお訴えをして参りたいと考えております。
同日午前中、母校洞爺湖温泉小学校{%学校hdeco%}の学習発表会を見学しました。「一人ひとりに まほうをかけて 光りかがやく ステージに!」をテーマに、児童のみなさんしっかり頑張ってくれました。
休憩時間の来賓控え室は校長室でした。小学校当時の校長先生のお写真を見て大変懐かしく嬉しかったです。また、歴代のPTA会長も見ました。時代の移り変わりでしょうか、自分の同級生も歴代PTA会長の写真として掲げられておりました{%顔モジヘェー(シェイク)hdeco%} 楽しい時間を過ごさせて頂きました{%一言・アリガトhdeco%}