有珠山を探検してきました!

有珠山ジオパーク勉強会に参加してきました{%笑いwebry%} 30数年ぶりに銀沼を訪れました。1977年の噴火前には、周囲は森で小学校、中学校ではよく遠足に来たことを思い出しました{%泣くwebry%} {%泣くwebry%}
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33年前の本日、8月7日午前9時12分、有珠山の山頂で大きな噴火が始まりました。当時を思い出しながら、「目指せ!火山ジュニアマイスター第1回洞爺湖有珠山ジオパーク勉強会」にお願いして参加させて頂きました。大変勉強になりました。本日は、有珠山の主治医でいらっしゃる岡田弘先生、宇井忠英先生の北海道大学名誉教授お二人が講師となり、小学生3年生~中学生を対象に火山を学ぶ会でした。立ち入り禁止区域も入山許可が出て貴重なコースを観察することが出来ました。
今回の勉強会で感じたことは、噴火はまた起こる。しかし、防災に対する意識、知識、常識をしっかり育み備えれば、この地域資源を活かすことはできると確信しました。ジオツーリズムを通じてのジオパーク認定は、すぐには観光客増大、地域観光の活性化にはつながらない。即効性を期待するのではなく、地域活性化の成果だけではなく、過程、プロセスを重視し行政セクター、民間セクターが協働していくことが大事であり、フラットな組織が有効なのにと思いました。今日の気候に影響したのか、壮瞥町と洞爺湖町のジオパークに対する思いの温度差を感じました。協働することで地域力を生む。そのことが、ジオパークの可能性を拡げることだと思います。教育旅行、環境旅行としての優位性が私達の地域にあります。もちろん、火山ガイドには安全性、スキルの平準化が求められ、各地域へのプロモーションも必要でしょう、教育旅行等の提案内容も具体的にシーズン、時間、環境・教育ツアーの人数、料金など示していかなければならない。自治体、観光業者、事業者一体となり協働してアクションをおこさないといけない。限られた人たちだけに努力させ、負担をかける時期はもう終わりました。岡田先生、宇井先生にご負担をかけるばかりではなく、洞爺湖町行政、議会、観光関係者は関心を高める必要があるのではないかと思いました。有珠山関連は壮瞥町にお任せという時期は過ぎたのではないかと感じます。
来月の定例会では、教育関係にスポットを当て一般質問していきたいと思います。洞爺湖外来種防除などの環境学習のさらなる促進、今回の有珠山探検で感じたことですが、町内小中学生の火山サポーター教育の推進。火山サポーターの推進は、来るべき次の噴火に備える防災意識、環境保全教育に直結しますので効果的と思います。洞爺湖町の財政は大変厳しいですが、施策の優先順位を議論し、決めていくことが議会の役割だと信じ、お伺いして参ります。弱みは強みに、ピンチはチャンスに、地域の皆さんで知恵を絞り、地域資源から価値を生み、地域資源の価値を使い、地域資源を保全する。皆さん、お一人お一人の力から、協働の力へ結集していくプロセスのお手伝いをして参りたいです。
噴火はまた起こります。ジオツーリズムを通して、防災・環境保全・地域振興の推進が図られると確信致しました。
火山と共に生きる町頑張りましょう{%ブロっくま行くdeka%}
明日、8月8日(日)薬師の日湯かたまつり 洞爺湖温泉にぎわい広場です。9時からお手伝い行ってきます{%ロケットwebry%}