高砂・入江貝塚の縄文遺跡群
洞爺湖町内の高砂・入江貝塚がユネスコ世界遺産登録へ。
2019年とうや湖縄文祭り
こんにちは。しもみち英明です。
洞爺湖町内にある入江・高砂貝塚を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、ユネスコの世界遺産登録に正式決定の見通し。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」は17の縄文遺跡群からなり、洞爺湖町の高砂貝塚と入江貝塚が世界遺産登録される見込み。
お隣の町伊達市の北小金貝塚を含めると、17遺跡群の3遺跡が登録へ。
10年前から、地元の縄文研究会「アプタフレナイの会」で情報発信してきましたが、嬉しいの一言です。
入江・高砂貝塚は幼少期にポリオ(小児まひ)に感染し、介護を受けながら生活していたとみられる人骨が見つかったことで知られています。
縄文時代に助け合いによる「自助・共助・公助」の共助の福祉の精神文化があったことを明らかにした貴重な遺跡です。
地元の宝としてこの世界遺産をしっかりと語り継いでいくための仕組み作りを見直しながら、他の縄文研究会と連携していきたいと思います。