危機管理

東日本大震災から10年、危機管理・災害対応の備えが大切です。
toyako20210311.jpg 今日の洞爺湖 by H.Nagaushi   ( tyromas@snow.plala.or.jp )
こんにちは、しもみち英明です。
東日本大震災から10年が過ぎ、改めて、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、10年間復興に取り組んでこられた東北の皆さんをはじめとする関係者の皆さんに心からの敬意を表します。
ニュース番組で、荒浜から手を合わせて合掌する遺族の姿を見て、5年前、仙台市若林区荒浜の震災遺構である荒浜小学校を仙台在住の同級生と訪問し、被災の痕跡を鮮明に残す校舎に圧倒された記憶が甦りました。
今日の洞爺湖は穏やかな姿をしていますが昨日、気象台の発表にありましたように、有珠山の火山性地震情報が公表されました。今日も発表がありましたが、「今回の火山性地震がすぐに噴火に向かう活動ではない。警戒レベルを上げる状況でない。」とのことです。洞爺湖温泉地区では、午後から町役場の広報車で現状の情報をアナウンスして頂きました。
奇しくも東日本大震災発生から10年目に、気象台から有珠山情報が流れました。「 天災は忘れた頃にやってくる 」という物理学者の寺田寅彦先生の言葉があります。最近は、「 災いはわすれないうちにやってくる 」ようになりました。
「 大きく構えて小さく収める 」 すごい事が起こっているのではないかと想像し思い切った措置を取り、適切な情報を収集・分析した上で体制を徐々に縮小していく、この格言も思い出しました。
引き続き、情報収集に努めて、注視していきたいと思います。