委員会調査その2
経済常任委員会で「いぶり噴火湾漁業協同組合」の現況と課題を調査。
いぶり噴火湾漁業協同組合本所
こんにちは。しもみち英明です。
いぶり噴火湾漁業協同組合を訪問し、現況と課題を漁業組合幹部からお伺いしました。
昨年秋の台風10号により、養殖施設破損や貝脱落などの被害に加え、外来種ヨーロッパザラボヤ被害の報告がありました。
外来種ヨーロッパザラボヤは、短い期間でもホタテガイを覆い尽くし,ホタテガイの収穫ができなくなるほどの重量になるとのこと。
体長10cmを超える大型のホヤという特徴を持つ外来種ヨーロッパザラボヤは、成長が非常に早く、噴火湾の従来のホタテガイ養殖工程において想定されていない特徴をもった外来性の付着生物であったため,甚大な漁業被害をもたらしているとのこと。
調査の会議では、ほたて養殖貝出荷状況、水揚げ見込みの報告もありました。
基幹産業である観光業を中心に、噴火湾の漁業と洞爺地区を中心とした農業の成長こそが、明るく元気な洞爺湖町の町づくりに欠かせません。
洞爺湖町・豊浦町・伊達市の地域連携を含めて、漁業組合を取り巻く課題解決に努力したいと思います。