議会改革シンポジウム
議会活性化シンポジウムを北大で開催、課題が浮き彫りになりました。
北大人文・社会科学教育研究棟
こんにちは。しもみち英明です。
議会活性化シンポジウムに出席。
基調講演では神原勝北大名誉教授による「議会改革10年の回顧と展望」。
行政も縦割り、議会常任委員会も縦割り所管であり、常任委員会を首長部局に合わせず横割り所管にすべきという提案は有効性があると思いました。
水澤雅貴公共政策研究所理事長
基調講演は「沖縄県・兵庫県・北海道の自治体議会の課題」として、アンケート調査から3道県自治対議会の課題について。
議会の課題は、議員間政策討議と合意形成がない。
また議会と行政との政策討議・課題共有がないとのこと。
議会の課題解決策として、住民の利益という思いを一つにすることで、議会がチーム議会になる努力をすることだとのこと。
パネルディスカッションで印象に残った言葉は、“各議員の意識を変えることは難しい。しかし、仕事のやり方を工夫して変えることで、議員個人の考えを変化させることは可能ではないか。”と言うことです。
選挙で選ばれた議員・首長は、必ずしも住民から全ての課題に白紙委任されているわけではないことを意識する必要があると感じました。