縄文研究会
所属する縄文研究会にて、顧問で北海道考古学会の大島直行会長による年末講演。大島節を聴けて来年も頑張ります。
エスカル室蘭
こんばんは。しもみち英明です。
洞爺湖町の縄文研究会アプタフレナイの会、恒例の年末勉強会。
勉強会の会場は、室蘭市の「エスカル室蘭」。
当研究会顧問・伊達市噴火湾文化研究所所長で札幌医科大学客員教授の大島直行先生が講師。
大島直行先生
勉強会のテーマは、「シンボリズム論のための5つのエピソード」。
普段と変わらず、しびれるくらいの熱い気持ちで縄文文化の考察を心の理論、シンボリズム、レトリックなどのファクターから解説。
縄文人はなぜ円形の穴を掘って竪穴住居を建て、集落も環状なのか。縄文土器にはなぜ、縄目の文様が施されたのか。こうした問いに、考古学はまだ説得力のある答えを出していません。
大島先生は、心理学や文化人類学の考え方を援用し、大胆な論を展開しています。
大島先生の近著「月と蛇と縄文人」をぜひご一読下さい。
来年、縄文研究会アプタフレナイの会も13年目を迎えます。
副会長として、縄文文化の切り口から洞爺湖町、西胆振の文化再発見に努力して参ります。