6月議会最終日
6月議会(定例会)、議案審議、意見書案を可決して休会。
本会議場
こんにちは。しもみち英明です。
本日、6月会議(定例会)最終日。
一般議案、意見書案を審議しました。
意見書案では、所属する会派代表の小松晃議員が提出議員になり「集団的自衛権の行使に関する憲法解釈を変更することに反対する意見書(案)」を提出。
集団的自衛権の行使に関する憲法解釈を是とする意見書案に反対する討論も出ました。
賛成議員として、下道は賛成討論をしました。
発言内容は、次の通りです。
「私は、この意見書案について賛成の立場から討論させていただきます。次の3つの理由から賛成であります。
第一に、憲法9条の制約であります。憲法9条では、「武力による威嚇、または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」「国の交戦権はこれを認めない」と謳っており、いかなる場合でも武力行使はできないものであります。
第二に、従来の解釈との整合性であります。歴代内閣は「立憲主義及び法治主義の基本に照らし、集団的自衛権の行使は、憲法9条に違反し許されない」と解釈してきており、たびたび閣議決定されています。これを否定することになります。
第三に、憲法解釈は、便宜的な変更ができない点であります。歴代内閣の積み重ねてきた解釈と整合性を離れ、時の内閣の一存で勝手に変更が可能となれば、国会も憲法もいらないことになります。
以上の理由から、意見書(案)賛成の討論といたします。」
採決になり、8対5で賛成多数で可決されました。
否決されている自治体議会も多数あり、何とか思いを形にしました。
引き続き集団的自衛権の問題は、注目していきたいと思います。