世界ジオパーク（大地の公園）に「洞爺湖有珠山ジオパーク」が再認定。４年に一度の審査合格、おめでとう！

北海道遺産めぐりのツアーバス
こんばんは。しもみち英明です。
昨晩は、嬉しいニュースが飛び込んできました！
洞爺湖有珠山ジオパークが、「世界ジオパーク」に再認定。
再認定は、韓国済州島で開かれている大会で発表され、関係者が洞爺湖町に連絡。
洞爺湖町内にあるジオパーク推進協議会関係者、ご苦労さまでした。
詳細は、本日朝刊の北海道新聞、室蘭民報等の記事をお読み下さいね。
下道も火山サポーターとして嬉しいです！
話題を変えて、北海道遺産で知名度が低い縄文遺跡群について。

洞爺湖町入江高砂貝塚館を訪問するバスツアー
今日は、洞爺湖町の縄文史跡「入江・高砂貝塚」に魅了され結成した「アプタフレナイの会」記念行事の打ち合わせ。
「アプタフレナイの会」も創立１０周年を迎えることになりました。
５年前、約３０年ぶりに地元へUターンして、最初に入った郷土研究会です。思い入れがあります。

学芸員の解説を聞くツアー客
北海道遺産に選定されている「内浦港沿岸の縄文文化遺跡群」の一つが「入江高砂貝塚」です。
有形・無形の財産の中から、道民全体の宝物として選ばれたのが「北海道遺産」です。現在は、５２件あります。
北海道遺産のウエブページは、、、、、
{%右矢印webry%}　次の世代に残したい北海道の宝物　北海道遺産

大島直行北海道考古学会長も登場
２０１３年度の世界文化遺産推薦候補から「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」が申請見送り。
大島直行北海道考古学会長（伊達市噴火湾研究所所長）からは、縄文遺跡群の知名度が低いとの指摘。
洞爺湖町や伊達市で行っている縄文ロビー講座、縄文まつりなどイベントを各地域で行い裾野を広げるべきだ。
北海道・北東北の地域的意義を明確にする意味で、名称の変更もありとのこと。
一例として、「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」から「津軽海峡文化圏の縄文遺跡群」など。
また、北海道縄文のまち連絡会、民間の地域縄文会などとのコミュニケーションが必要だと。
大島先生には、「アプタフレナイの会」の顧問になって頂いております。貴重な意見でした。
来月６日（日）に創立１０周年記念行事を行います。
記念行事を機に伊達、札幌、恵庭、室蘭、苫小牧にある地域の縄文研究会の皆さんもお誘いします。
UNESCO（国連教育科学文化機関）に推薦されるように遺跡群のポテンシャルを高める努力を会員一丸となりスタートです。
世界ジオパークの再認定合格、縄文遺跡群の候補見送りによる今後の取り組みなど、町内にある自然遺産、文化遺産に思いを馳せる日でした。
今日も一日ご苦労様でした。