経済常任委員会視察

虻田漁港大磯分区の26年度完成に向け、養殖漁業基地である室蘭・Mランドを視察。ヒントがたくさんありました。

画像

室蘭港湾事務所 第3種漁港
おはようございます。しもみち英明です。
昨日、経済常任委員会視察で室蘭Mランドと胆振地区水産技術普及指導所に行きました。
室蘭Mランドとは、今年完成したつくり育てる漁港、ふれあい漁港をめざした養殖支援基地の人口島です。
洞爺湖町では、26年度の全面完成をめざした虻田漁港大磯分区整備をしてる関連で室蘭Mランド視察しました。
洞爺湖町では、ホタテかご洗浄施設整備補助、漁家団地埋め立て造成、プレジャーボート係留施設設計などに2億2500万円の予算をつけました。規模はかなり違いますが、参考になりました。

画像

追直漁港(おいなおし)
追直漁港のMランド視察でつくり育てる漁港のヒントを得たと思います。

画像

人口島から眺望する景観は、素晴らしくて「ふれあい漁港」にふさわしいです。1996年から約170億円かえて建設してきたMランド、噴火湾東部のランドマーク漁港として地域の先頭にたってほしいです。

画像

胆振総合振興局
胆振地区水産技術普及指導所の鈴木所長から、洞爺湖町におけるウニ類の増殖、ホヤ養殖試験の概要、虻田ナマコ増殖礁の概要をレクチャーして頂きました。
洞爺湖町におけるウニ類の増殖については、エゾバフンウニ、キタムラサキウニを種苗放流。平成9年度から実施。
洞爺湖町でのウニ類の放流が成功するためには、害敵駆除、餌料の競合を避ける、種苗の放流密度に注意する意見を頂きました。

画像

虻田ナマコ増殖礁の概要では、ナマコの優良な天然漁港場があり、その環境を自然天然石にて創出し優良な漁場を増やし、「とる漁業」から「つくり育てる漁業」へ転換しているとのこと。
伊達温水養殖センター産の人口種苗を放流し随時調査している。人口種苗の残留率は低く、礁にいる個体は遺伝子組成からほとんど天然個体であると考えられ、今年度も継続調査するとのこと。
いぶり噴火湾漁業の虻田におけるホヤ養殖試験では、既存のホタテガイ養殖施設でアカボヤとマボヤの養殖試験を行い、ホタテガイ養殖に次ぐあらたな養殖魚種を検討しているとのこと。
委員会で視察のまとめが出来ましたら、議会広報等でご報告します。
最近の安倍政権における、はやりの言葉に「3本の矢」があります。
観光業、農業、漁業の3つの矢がしっかりと放されれば、洞爺湖町の成長は確かなものになると信じます。
虻田の漁業、しっかりとご支援できるように委員会活動いたします。
天気は良くないですが、今日も1日頑張りましょう。
これから、全員協議会です。行ってきます。
Have a nice day ( ‘ ‘ )/