元気の“カギ”創出フォーラム!
北海道主催による元気の“カギ”創出フォーラムで勉強。セイコーマートの丸谷社長の基調講演は面白かった!
2月13日札幌プリンスホテル国際館パミール
こんばんは。しもみち英明です。
13日(水)北海道主催、「地域経済の潜在力発掘プロジェクト・メインフォーラムin札幌」に参加しました。さすが道庁の役人が考える表題。長々としたすっきりしないタイトルにしびれました!
フォーラムの主催は、北海道総合政策部。前座で北海道総合政策部の科学技術振興課より北海道の現状について講演がありました。
有効求人倍率の推移、道民一人あたり所得推移、総人口増減減率の推移、出生率の推移、高齢化率の推移(65歳以上人口比率)など北海道の潜在力、気概などについてデータを示しながら駆け足でプレゼンして頂きました。
20年後、2033年北海道の人口100万人減少するとのコメントには、さすがにドッキリしました。昨年、北海道の人口は、550万人です。平成17年の国勢調査から12万人減少です。
この調子でいけば、我が町の洞爺湖町どうなるんだろうと思いました。札幌の一極集中がもっと高まるのかなと思います。
産学官連携のデータが示されました。フォーラムのタイトル通り地域経済の潜在能力を探るテーマですから参考になるデータでした。
洞爺湖町は、酪農学園大学と協定を結んでいます。産学官連携を具体的に出来ないか模索中です。学官に進取の気象に富む産が加われば地域経済活性化の光が見えるのですが、、、。
合同基調講演の講師は、セイコーマートの丸谷智保社長。「北海道の地域資源を最大限に活かす経営とは」をテーマにご講演。
丸谷社長は、もともとは旧拓銀のバンカーでした。拓銀のあと、外資系シティバンクから セイコーマートに移籍した異色の経営者です。
セイコーマートは、年間取り扱い数量は、約9億個。自社商品は4億個。参考になったコメントでは、「人口だけではマーケットは語れない。マーケットは平面ではなく3次元で考えるべき。」
業界別顧客満足度では、コンビニ部門で2年連続一位。ちなみにシティホテルは、帝国ホテル。ビジネスホテルは、ドーミーイン。飲食店は、丸亀製麺。衣料品専門店は、西松屋。宅配便は、ヤマト運輸とのことでした。
丸谷社長の講演を聴いていて、元証券マンの血が騒ぎました。これで財務諸表のデータ、株主動向など示していたら、道庁主催のフォーラムだと思わないでメモしてますよ。
「なぜ良質なワインを500円で売れるのか?」 「500円にする理由」 「ワイン調達 買い付けや視察の風景」など熱心に話しました。ずいぶん、ワインに造詣が深い社長だなーと思ったのですが、、、。
池田町の十勝ワインを作った池田町の元町長丸谷金保氏が丸谷社長のお父さんとのことでした。血は争えない。
100円総菜、芽室産切り干し大根が丸谷社長のお薦めでした。札幌から日帰りで自宅に戻る途中、セイコーマートに寄ってこの切り干し大根買いました。たしかに美味しかった。
セイコーマートは関東にも進出し100店舗あり、個人的にセイコーマートとはご縁があります。友人がセイコーマート関東の責任者でした。5年前、茨城の霞ヶ浦マラソン出場の時は、セイコーマート関東の支社長宅に2日間泊まりました。
支社長宅前が工場でした。おにぎりの賞味期限シールを貼り間違えたらしく、「下道塾長、手伝って!」とのお声がかかり、徒歩10秒の工場に出向きパートさんと一緒になってシールの張り替えをしました。いい思い出です。そういえば、彼は酪農学園大学OBだったな。酪農学園とは札幌でも洞爺湖でも縁があります。
豊富な資源を持つ「北海道」。その無限大の可能性を秘めた資源を持つ、道内の各地域とともに北海道に特化して製造、物流、販売のネットワークを構築し、市場の変化を大きくつかんでいる会社がセイコーマートだと思いました。元気のカギを丸谷社長から頂いた日でした。
昨日14日(木)、鳩山由紀夫元首相の母親安子さんが死去したのを受け、元後援会長だった叔父を含む旧役員さんと一緒に室蘭の鳩山会館へ弔意の記帳をしてきました。ご冥福をお祈りします。