総合交流協定
総合交流協定の一環で酪農学園大学2年生のフィールド学習が洞爺湖で行われました。
先週末、大学と洞爺湖町が結んでいる総合交流協定の一環として学部生のフィールド学習が洞爺湖で行われました。2009年に協定が結ばれ、相互に洞爺湖の環境保全や地域の活性化を目指す趣旨の協定です。今回は、学生・スタッフあわせて約170名が来ました。
洞爺湖中島のエゾシカによる植生被害学習のため、モーターボートで片道5分、観光航路と違い一直線で中島まで。
初めてモーターボートに乗る学生もいて、緊張感が漂っていました。
研究用のカヌー試乗です。オールの使い方など学んでました。将来、カヌーが地上の自転車のように身近になるんでしょうか。
白鳥ボートの出番は残念ながらありませんでした。
2009年に協定が結ばれ、相互に洞爺湖の環境保全や地域の活性化を目指す趣旨でした。町が自然環境や農業などの産業、観光などのフィールドを実践教育の場として提供し、大学は研究や調査を通じて地域の課題解決に協力する。研究課題として、外来生物ウチダザリガニの効果的な防除法の開発、エゾシカが植生に与える影響の調査、洞爺湖の水質調査などです。
協定が結ばれて来月7月下旬でちょど3年が経ちます。当初の協定の趣旨が活かされているかどうか検証しながら大学と自治体が相互に発展できる仕組みを丁寧に構築していくことが大切と感じました。お互いが一方的にならないようにコミュニケーションをしっかりとるべきと思いました。
今週末から始まるマンガ・アニメフェスタの会場準備で室蘭から学生が来て、空き店舗の清掃をしてました。これからさまざまなイベントが洞爺湖周辺で開催されます。地域が疲弊している中で、周辺地域で学ぶ学生の皆さんを呼び込みながら町を元気にする大切さをあらためて認識しました。