水の大切さ!
17日(木)経済常任委員会で上下水道施設、畑かん(畑のかんがい溝)施設を調査しました。水の大切さをあらためて実感しました。
月浦浄水場
洞爺湖町内の上下水道施設、畑かん(畑のかんがい溝)施設を所管調査しました。
三の原揚水器場にて
昨日午前中は、大原地区畑かん(畑のかんがい溝)施設を視察しました。昭和52年に高収益性農業経営を目指し、洋裁類(キャベツ、セロリー、レタス類)の生産が盛んになり、将来展望から周辺自治体が必要性を要望し、工事期間10年、総事業費は、87億円で平成9年3月に完成し稼動しているとのこと。
畑かん(畑のかんがい溝)施設とは、畑の周りに用排水を掘って水を配水したり乾土化(かんどか)を図ることです。基幹取水施設、補助的な取水施設、揚水器場など視察しました。各施設には、必ず同じ機械類が2つあり常にバックアップとして準備されていました。洞爺湖町では、貫気別川(ぬっきべつがわ)本流から取水し貯水池から用水路を通してパイプラインで農家に配水してます。
施設敷地内でも、先日の大雨被害の爪あとがありました。人的被害がなくて良かったです。
お昼は、水の駅で休憩です。洞爺湖町でもお米を生産しています。財田地区の財田米(たからだまい)です。水の駅にお立ち寄りの際は、ぜひ財田米をお試しあれ。「しあわせのお米」です。
午後から上下水道の施設を調査しました。洞爺湖町内の下水道施設2箇所と上水道施設を数箇所を調査しました。
初めて上水道施設を調査したので勉強になりました。月浦浄水場です。膜ろ過装置で運営されています。温泉地区・月浦地区・花和地区・泉高台は、洞爺湖の湖水を利用しています。湖岸から100メートル、深さ20メートルから取水しています。本町地区・洞爺地区は、湧水・深井戸を利用しています。余談ですが、月浦浄水場は、映画「しあわせのパン」ロケ地から徒歩5分ぐらいかな。
町内の水道地図を見ながら、水源・浄水場・配水池施設・配水ポンプ施設等、下水道施設を調査し、ふだんの生活でなにげなく水を使っていますが、水を送る、水をきれいにするインフラ施設関連の重要性を再認識しました。
学校、観光施設、農業施設、漁業施設、災害現場、道路状況、文化施設、医療施設、ごみ処理施設など目立つ施設状況は、把握しやすいですが、水源、配水池、畑かん施設など目に付きにくい場所を見て、予算書、決算書を読み解くヒントを得ることが出来ました。
議会事務局より6月定例会召集予定の連絡がありました。6月20日(水)召集予定です。一般質問通告書の締め切りが6月11日(月)とのこと。日頃、気づいた点を整理したいと思います。
明日、洞爺湖マラソン前夜祭。明後日は、第38回マラソン大会です。洞爺湖温泉街では、6000人を越えるランナー、応援者、家族を含めると1万人以上の方をお迎えする準備で街がざわつき始めてきました。おっと今日は、TGIFだ! 良い週末を {%笑いwebry%}