生物多様性フォーラム
「いま、洞爺湖の生命と環境を考える」2012洞爺湖生物多様性フォーラムに参加しました。
洞爺湖町洞爺総合センターでフォーラムが開かれました。酪農学園大学の調査報告・研究プロジェクト「洞爺湖中島・エゾシカ捕獲調査」についての発表がありました。
酪農学園大学 {%右矢印webry%} 酪農学園大学の情報・大学ホームページ
第一部は、酪農学園大学の調査報告でした。洞爺湖及び中島における生態調査、エゾシカ問題、アライグマ・ウチダザリガニ防除・水環境調査についての研究報告がありました。
「中島におけるエゾシカの高密度化が鳥類相に与える影響」 修士課程 上原さん
「洞爺湖における特定外来生物ウチダザリガニの防除効果の検証」 修士課程 戸崎さん
「洞爺湖における自然起源及び人為起源環境の変動・変化と地球科学的物質」 学部研究室 齋藤さん
他6名の学生・院生が発表しました。「膣挿入型発信機を用いたエゾシカの出産時期・場所の把握、及び新生子捕獲方法の検討」 「アライグマ低密度地域における防除の現状と今後の課題」 「洞爺湖中島および対岸地域のオサムシ相」 「洞爺湖中島および対岸地域のアリ相」 「洞爺湖中島および対岸地域のワラジムシ目相」 「洞爺湖周辺地域における過塩素酸の濃度分布」などでした。
第二部は、「支笏洞爺国立公園をモデルとした生態系保全のためののニホンジカ捕獲の技術開発」を環境研究総合推進費を活用して実施するとのご紹介が酪農学園大学農食環境学群環境システム学部の吉田剛司准教授からありました。本日は、北海道新聞・読売新聞・室蘭民報の記者さんも多数来てましたので、明日の朝刊に詳細記事がでますのでご一読ください。
今回のプロジェクトを通じ、洞爺湖における植生回復と同時に自然環境教育のあり方が見直され、この地域の活性化につながればと思います。定住対策、移住対策、空き家対策など細かく洞爺湖町頑張っているようですが、もう少し対策を大上段から見据えて、大学の研究機関を積極的に誘致するとか、サテライトキャンパスを誘致する努力をするとか工夫していただきたい。6月の定例会では交流人口を増やす誘致対策についてもご提案していきたいと思います。
明日から、16日まで第一回定例議会が始まります。一般質問は、8日・9日に予定されております。自分は、9日(金)の午前10時からの予定です。今回は、教育と町内のエネルギー利活用についてご提案していまいります。
洞爺湖町議会 {%右矢印webry%} 議会インターネット中継 午前10時からです。