第3回議会定例会召集
本日より第3回議会定例会がスタートしました。議会でジオパーク・ポロシャツ着用しました。議員は白、職員は紺でした。
議会定例会で議員は白、職員は紺のポロシャツを着用して議事堂に参集しました。朝から北海道新聞・室蘭民報・読売新聞の記者さんが取材に来てました。NHK室蘭も取材に来て、今日の午後6時45分から「いぶりデイひだか」で放送しました。自分はうしろ姿の頭だけ画面に出たそうです、、、、{%うーん…(シクシク)hdeco%}
本日の議事日程は、建物等の用途制限に関する条例の制定、町税条例等の文言の一部改正、平成23年度一般会計補正予算、特別会計の補正予算、平成22年度一般会計決算の認定に向け特別委員会の設置などの議案を可決しました。
一般会計の補正予算では、歳入歳出それぞれ3億2千万円を追加し、予算71億円として可決しました。その他特別会計補正予算(国民健康保険、公共下水道事業、介護保険、後期高齢者医療、簡易水道事業)を原案通り可決しました。
議会終了後、全員協議会が開かれ町からの報告として、1)まちづくり交付金事業 2)道立洞爺少年自然の家 3)あか毛和牛の企業組合設立 4)財政健全化計画の進捗状況 5)防災行政無線の活用について などが議題になりました。
今日の定例会で特筆することは、「財政健全化への取り組みについて」だと思いました。当町は、公債費(国からの借金)の償還額の増加から実質公債費比率が平成20年度決算で29.8%となり、早期健全化基準の25%を超えたため、財政健全化団体となりました。このため財政健全化団体からの早期脱却と単年度収支で、基金(町の貯金)の取り崩しによらない財政運営などを目標にしてきました。財政健全化計画の方策が実り、改善が進み平成23年の推計値は22%から23%と予想されるとのこと。
財政健全化計画では、平成21年度~平成24年度までの4年間で実現する予定でしたが、1年前倒しで達成出来、財政健全化に向けた取り組みは、現段階で順調に進んでいるとのこと。今後は、実質公債費比率を18%以下とし起債許可団体から協議団体への移行を図り、財政運営に努めるとのことでした。
会派が同じ小松晃議員から「財政健全化の取り組みで道筋が見えてきたので、住宅リフォーム支援事業など成果が上がっているのでバランスを見ながらも積極的な財政政策が必要だ。」との意見がありました。
私も小松議員と同じ意見です。財政健全化を錦の御旗にしての過度な健全化政策推進は、いつしか町内経済を疲弊させていきます。洞爺湖町の基幹産業は観光です。この観光に洞爺地区の農業・本町地区の漁業をコラボさせ町内経済を活性化していくしか道はないと考えます。観光立町・洞爺湖町の再生に向け、もう少しメリハリある財政政策をして頂きたいです。
NHK室蘭では、うしろ姿の頭がクローズアップされていたとのことで、正面からのショットを一枚。
今回の一般質問のテーマにあげませんでしたが、洞爺湖の水資源などを利用して「洞爺湖の水」の販売など視点を変えたビジネスの起業もありかなと思います。地方自治体の生き残りにみんなで知恵を出し、スキーム作りに着手すべきだと考えました。
明日から3日間、平成22年度の決算特別委員会です。分刻みの委員会ですがしっかり確認します。今日の議会での様子は明日の朝刊をご一読下さい。