火山マイスター野外学習会
本日2度目のアップです。朝から洞爺湖有珠火山マイスター養成講座野外学習会参加しました。夕方からは、道新主催「ジオパーク・環境フォーラム」に行きました。ジオ・ジオでした。
有珠新山の稜線を歩きました。
銀沼火口です。地下に残っている高温のマグマから火山ガスが割れ目を伝わって上昇し、地下水を熱して水蒸気を作り、それが噴気として立ち上がっています。
有珠新山のピークに到着しました。ピークハンターになりました。大有珠のピークもゲットしました。
本日の野外学習会講師は、宇井忠英先生(北大名誉教授)、三松三朗先生(三松正夫記念館館長)でした。防災について「科学者・行政・住民が足し算で防災意識を高めることではなく、かけ算で考えるべきであり、どのセクターが限りなく0なら災害の被害が高まる。」とのお話しを聴き勉強になりました。防災は学者だけが、行政だけが、突出して防災・減災に取り組むだけでなく、地域住民を巻き込んだ均一なリレーションが大事だと教えられました。
夕方から北海道新聞主催環境フォーラム「ジオパークと防災、野生生物保全のあり方」に参加しました。
コーディネーターは、小川巌さん(エコネットワーク代表・酪農学園大学教授)、パネラーは、岡田弘さん(北大名誉教授・火山学者)、吉田剛司さん(酪農学園大学准教授・農学博士)、田鍋敏也さん(壮瞥町教育長)、小川裕司さん(洞爺湖ガイドセンター代表)でした。
ジオパークの定義から、ジオパークの可能性、楽しみ方、防災との関連、ジオパークと野生生物保全・外来種駆除の方向性、ジオと観光の将来像などジオパークをコアに多岐にわたる意見があり参考になりました。