
今私たちの洞爺湖町の人口は毎年約180人減り続けており、現在7815人の人口は15年後には5000人を下回る予測です。人口が減ることによる影響は甚大です。
この危機を乗り越えるためには、人口、経済、危機管理、戦略、意志を一体化させ、持続可能な町づくりが必要です。
まず、地域力を高めるため、移住・定住支援を強化すると共に「町民参加型の町づくり」を進めます。特に若い世代の声を町政に反映させることで、働く子育て世帯が安心して住み続けられる町を目指します。そして地元経済の発展に向けて、地域資源である観光業や農業、水産業など地元企業を支援して経済基盤を強化してまいります。
もちろん忘れてはならない有珠山噴火、地震や津波などの災害対応力もこれまで以上に高め、町民の命と暮らしを守る体制を強化してまいります。
これからの町の未来に向けた戦略として観光振興と新しい産業創出を目指して全力を尽くしてまいりますが、何より大事なことは住民の皆さんの力(地域力)です。魅力ある洞爺湖町を築くため、おひとりおひとりのお力をお与え下さい。
しもみちニュービジョン(基本理念)
1 子どもたちの未来のために
子どもたちへの予算は未来への投資です。子どもは私たちの宝であり、産み育てたいとする人々の支援に力を入れます。将来、世界に羽ばたける環境を整え、英語などの外国語教育を強化します。小中一貫教育の実現を目指し、多様な体験活動を通じて、子どもたちの可能性を広げ、確かな力を育むことを支援します。
2 高齢世代の安心のために
高齢世代になっても元気に暮らせる町を目指し、健康寿命を延ばせる環境を整えます。介護予防や健康づくり支援を強化するとともに、交通支援の充実で通院や買い物の不便さを解消します。
地域活動の強化や高齢世代向けイベントの開催を通じて、活き活きと暮らせる町づくりを進めます。
3 暮らしを支えるまちづくり
地元企業の支援強化と町内経済の活性化で働く場の確保を進めると共に、地域経済団体との連携で賑わいの創出に取り組みます。特に農水産物のブランド化と販路拡大、ユネスコ遺産であるジオパークや縄文遺跡群を活かした観光振興に力を入れていきます。デジタル通貨「とうやコイン」による循環型経済の構築や、ライドシェアアプリ、役場公式LINEなどデジタル技術を活用した時代に即した町づくりを進めます。
4 防災・減災と安心安全なまちづくり(有珠山と共生する町)
洞爺湖町の危機管理は、有珠山噴火、地震、津波、台風、電力・通信途絶、感染症など強い対応力が求められます。普段からの避難ルートの検証、噴火訓練、火山防災シンポジウムを通じて、地域全体で協力体制を強化してまいります。特に火山マイスターの協力を頂くとともに、研究者や気象庁などと連携し、災害時に迅速に対応できる町づくりを進めます。